「コードって難しい、、、」
「作曲をしたいけれど、コードを覚えられない」
「コードって、なにから覚えたらいいか分からない」
こんな悩みがありますよね。
作曲をしたいけれどコードが苦手な方は多いもの。
僕自身、専門学校の時に必死になって覚えていました。
1度覚えてしまうと大したことがないのですが、
音楽理論をそのまま受け取るとしんどい。
初心者の内って覚える事が多すぎてパンクしそうになりますよね。
何から手を付けていいか分からない。
そこで今回は、初心者向けにコードを簡単に覚えるコツをご紹介します。
【結論】コードはベースを意識するべし
いきなり結論です。
「ベース【一番低い音】を意識する」
事で、圧倒的に早くコードを覚えられます。
何故なら、
「単音のベースの上に音が積み重なったものがコード」だから。
しかし、基礎を知らないと
「ベース?」
「コードのCとかFって何?」
となりかねません。
と、言う事で順番に説明します。
ベース音【ルート】ってなんだ?
楽器には「ベース」というものがあります。
ルート =【一番低い音】を担当する楽器とでも言いましょうか。
で、この「一番低い音がコード名」で使われます。
例えば、一番低い音が
- 「ド」の音ならコード名は「C」です
- 「ファ」なら「F」といった感じです
この一番低い音の上に音が積み重なって和音になる。
超シンプルです。
スケールとは?初心者は「Cメジャースケール」だけ覚えればいい
いきなり難しそうな単語が出てきましたね。
しかし、大丈夫です。
1つだけ覚えておけば全てのスケールで応用が利きます。
だから「1つだけ」覚えてください。
まず、スケールとは?
難しい話はしません。
ドから始まりドで終わる【下記の音の並び】
音名 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ | ド |
英語音名 | C | D | E | F | G | A | B | C |
を覚えます。
この
「ドから始まり、ドで終わる」
「白い鍵盤だけ使用した音の並び」
を「Cメジャースケール」と言います。
「スケールとは音の並び」です。
つまり、「キーボードの白い鍵盤だけ使う」事を意識します。
これで、Cメジャースケール【音の並び】の完成です。
和音はベースの上に音が重なったもの
和音 = コード です。
和音とは音が2つ以上重なって出来るもの。
トライアドと呼ばれるコードが基礎です。
トライアド = 3和音 です。
つまり音が3つ重なってできたもの。
そうです。
ベース【一番低い音】の上に2つ音が積み上げられたら「トライアド」の完成です。
例えば、「ド」の上に音を積み上げます。
- ソ (G)
- ミ (E)
- ド (C)
こんな感じ。
これでコード「C」の出来上がり。
では、ファの上に音を積み上げてみます。
- ド (C)
- ラ (A)
- ファ (F)
こんな感じ。
これでコード「F」になります。
しかし、積み上げるといってもどうやって積み上げるのか?
お教えします。
コードは鍵盤を1つ飛ばしで押さえろ!!!
例えば、コードのCなら。
- ソ (G)
- ミ (E)
- ド (C)
こんな並びですよね。
よく見て下さい。
「レ」と「ファ」がありません。
つまり、
一番低い音が ド (C) の音なら、
一つ飛ばしの ミ (E)
更に、一つ飛ばしのソ (G) を押さえればコードができます。
一番低い音が ド = C【英語音名】から始まっているので、
コード名は「C」です。
簡単です。
マイナーとメジャーコードとは?
はい。
- マイナー = m
- メジャー = M 【4和音以上の場合】
で表します。
例えば、
Cメジャースケール【白鍵だけ使った、ドからドまでの音の並び】の場合。
まず音名、英語音名は以下の通り。
音名 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ | ド |
英語音名 | C | D | E | F | G | A | B | C |
英語音名に注目。
- 「C」
- 「F」
- 「G」
これがメジャーコードです。
それ以外のコード名は以下の通り。
- 「Dm」
- 「Em」
- 「Am」
- 「Bm♭5」
です。
これは、マイナーコードと呼ばれます。
メジャーとマイナーの違いは響き方、音の重なり方にあります。
響き方は
- メジャーコードは、「明るい響きが特徴」
- マイナーコードは、「哀愁のある感じが特徴」
音の重なり方は
- メジャーコード、「ルート+半音4つ上+半音3つ上」
- マイナーコード、「ルート+半音3つ上+半音4つ上」
です。
本当なら、
- ルート【根音】
- 長3度、短3度
- 完全5度
などの言葉を使ったりしますが、難しくなるので割愛します。
しかし、最後の「Bm♭5」だけは難しいでしょう。
これは、減5度といいます。
始めの内は、「そんなのあるんだ」くらいでもいいです。
【まとめ】コードを覚えたいなら1つ飛ばしで覚えるべし
まとめます。
- 白い鍵盤だけを使う
- ドレミファソラシドの音の並びを使う【Cメジャースケールという】
- ルート【1番低い音】に音を2つ積み上げてやればいい
- 積み上げる時は、音を1つ飛ばしで
- コードには、マイナー【m】と メジャー【M】がある
- メジャーの記号は4和音以上の時に使う【M】
- マイナーは暗い、メジャーは明るい響きをもつ
以上です。
本当に単純です。
- 一番低い音を決めて
- 1つ飛ばしで音を2つ積み上げる
これだけでコード【トライアド】の完成。
あとは、白い鍵盤だけを使った「ドレミファソラシド」の音の並びを使う。
これがCメジャースケール。
Cメジャースケールは
メジャーコードは「C」「F」「G」のみ
マイナーコードは「Dm」「Em」「Am」「Bm♭5」だけ。
以上を押さえればいい。
最後に覚え方ですね。
Cだろうが、Amだろうが、ルートが命。
つまり一番低い音をコード名として扱う。
一番低い音が「ド」なら、英語音名では「C」でしたね。
だからコードは「C」
あとはマイナーかメジャーかを判断すればいいだけ。
コツは、C、F、G、以外は全部マイナー【m】と覚える。
以上です。
難しいことは割愛しまくってますが、この記事を覚えておけばコード初心者から抜け出せます。
参考にしてみてくださいね。
どうしても独学に限界を感じる時は
専門学校に通う手があります。
しかし、大手は極端に費用が高い。
そんな時にオススメなのが、個人や大手以外の音楽スクールに通う方法です。
一人一人のサポートの丁寧さは随一。
あなたの音楽活動を豊かに導いてくれます。
独学に限界を感じた場合は、音楽スクールで悩みを解決してもらいましょう。
どうしても一人だと行き詰まりますからね。
ちなみに、僕の音楽専門学校体験期は以下にまとめてます。
是非、あなたも楽しい音楽ライフを送ってください。
コメント