【DTM お悩み解決】あなたのDTMアレンジが上手くいかない理由

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flat-lay photo of headphones, MIDI keyboard, and speaker on black surface

「オリジナル曲のアレンジが苦手」

「プロと比べて、自分の曲を聞くとなんだかパッとしない」

 

こんな悩みがあると思います。

 

実は、アレンジが苦手な人には「ある物」が足りていません。

それがないから、ごちゃごちゃした曲になってしまう。

 

この記事では「あなたのDTMアレンジが上手くいかない原因と対処法」について紹介します。

 

 

命の欠片P
命の欠片P

記事を読み終えた後には

「DTMアレンジで困った時でも対応出来る知識」が身についていますよ。

 

DTMのアレンジが上手くいかないのは「引き算が出来てない」から

アレンジが上手くいかないのは

「引き算が出来てない」

のが原因です。

 

アレンジが苦手な人程、あの音を足して、この音も足して、、、

と、どんどん音を重ねていきます。

 

こんなツイートを先日しています↓

 

 

アレンジにおいて、音を重ねる事は重要です。

しかし、音楽は「無音」も同じくらい大切。

 

「曲にメリハリがない」

「何故かパッとしない音源になる」

 

こういった悩みのほとんどが、音の足しすぎによるもの。

 

「引き算の考え方」が足りていないと、

音が飽和してメリハリのない楽曲になります。

 

これが、プロとの大きな違いです。

引き算のコツとは?

しかし、引き算の方法がわからない。

そんな時に有効な方法は「ミュート」機能を使う事です。

 

まず、特定のリージョン【ノートの入れ物】を「セクション」や「小節ごと」にカット。

そのリージョンに対してミュートをかけていきます。

 

当然音が無くなりますが、

「音が飽和していたりする場合、これで一気に垢抜ける」場合があります。

 

簡単ですし、最も効果的な方法です。

ミュート解除すれば元通りですし、リスクもないので試してみて下さい。

「超」実践的アレンジテクニック5つ

もちろん「引き算以外のテクニック」もあります。

中でも、プロがよく使う手法、実践的なテクニックに絞って紹介します。

音をレイヤーする

音を重ねるテクニック。

 

引き算と真逆の発想で「音色を作る手法」です。

例えば、

 

  • 素のピアノ + ピアノにアンプシミュレーター 
  • 芯のあるバイオリン + 表情が豊かなバイオリン
  • 8ビートのドラムパターン + 16ビートのドラムパターン

 

といった感じで、音を混ぜたり組み合わせたり。

 

注意点として楽器を組み合わせる際には

「どちらかの音量を下げる」ことを意識しましょう。

 

ピアノの例で言うと

「素のピアノをやや弱めに」「アンプシミュで歪ませた音源を弱めに」

音量調整するのがちょうどいいです。

 

好みで変えていいですが、「何を聴かせたいのか」がはっきりしないと

めちゃくちゃになるので、音作りの際は完成形をイメージしましょう。

 

レイヤーは上手く使えば、一気に垢抜けた音源になりますので

「アレンジに行き詰まった時のアイデア」として活用してください。

ウワモノ系の音をずらす

曲を作っていく中で「なんか面白くないなあ」と感じる時があると思います。

 

そんな時に使えるワザ。

ウワモノ系の音を「16分」「8分」音符ずらしてみましょう。

 

リズムやグルーヴがガラッと変わります。

左側【L】にだけアルペジオを入れているなら、右側【R】にそのノートをコピペして16分ずらす。

 

これだけで、複雑な音の絡みになり、音圧が一気に上がります。

 

ただし、ベースとなる音源は避けた方がいいです。

バズドラ、ベースなどの曲の基盤をいじると不安定な曲になります。

 

あえて不安定さを狙うならいいのですが、ずらすのはウワモノだけにしましょう。

ノートをリバース【反転】させる

打ち込んだ音源がしっくりこないなら、その逆をすべきです。

 

つまり「反転させる」のです。

全く違った音程になりますし、変なところも当然出てきます。

 

が、試す価値ありです。

「変に感じるところは直す」か、「カッコいいところだけ抽出」する。

 

そうすると、ガラッと雰囲気が変わる曲の出来上がり。

行き詰まった時に使えるアイデアです。

ダイナミクス【音量の幅】を意識して打ち込む

音量の幅を意識して打ち込むのは大事です。

 

特にピアノやドラムは「大袈裟なくらい音の強弱をつける」方がかっこよくなります。

 

逆に「白玉ストリングスはベロシティをいじるより、エクスプレッションを使う方がいい」ですね。

 

一つの目安として

「リズム感を持たせる楽器」にベロシティをしっかりつけるとバッチリです。

 

アレンジの段階で抑揚がない音源は、

ミックスでも抑揚は出せないので押さえておきましょう。

オートパンを使う

「Auto Pan」= モジュレーションプラグインの一種。

 

文字通り、自動で定位を振ってくれるプラグインのことです。

あまり使わない人もいるでしょうが、私はオススメします。

 

アレンジの極意とは「空間を制する」事にあります。

空間を意識して、わざと音を無くしたり、入れたり。

 

この空間を操る際に有効なのがオートパン。

実際に聞いてもらった方が早いので、音源を用意しました ↓

 

02 : 10 ~ 02 : 28 までのピアノに注目

 

 

いかがでしょうか?

 

ピアノのアルペジオが、左に右に動いてますね。

「シンセパッドの白玉の間の退屈さを感じさせないように」アレンジしています。

 

一例ですが「曲にメリハリをつける時にオートパンが活躍」します。

【まとめ】アレンジは「引き算」がポイント

「引き算を意識したアレンジ」が重要です。

 

音が飽和している感じがするなら、

いらない音を無くしていく事で洗練された楽曲になります。

 

コツは「セクション」「小節ごと」にリージョン【ノートの入れ物】をカット。

その後、ミュート機能を使ってリージョンをミュートする。

 

お手軽かつ、有効な引き算のアレンジ手法ですので、活用してくださいね。

 

ちなみに、アレンジやミックスは機材によっても左右されたりします。

その代表格がヘッドホン、オーディオインターフェース。

 

空気感、立体感を感じたり、音の細かいところまで聴く事が出来れば

アレンジのクオリティも自然と上がります。

 

アレンジ、ミックスが下手な人は、

安物のヘッドホン、オーディオインターフェースを使っていた。

 

なんてことも実際にありました。

 

プロ御用達の「自信を持ってオススメできる機材」をまとめたのでよかったらどうぞ ↓

 

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